ymskのメモ

20100331

9h

京都に面白そうなカプセルホテルできています.

名前は9hと書いて,ナインアワーズ

1時間で寝る準備,7時間寝て,1時間で身支度というコンセプトらしい.


べたな動画ですがこんな感じらしいです.




デザインは携帯電話なんかも手がけている柴田文江さん.

関西人ならだれでも知っている梅田ニュージャパンは黒川紀章の設計ですし,
私自身も神戸サウナには現場監督時代に何度かお世話になったことがあります.

景気が右肩上がりのときのメダポリズムの再評価ということではないでしょうが,景気の良ろしくないこのご時世では実用性がかなりありそうな.

朝まで飲むか,タクシーに乗るか,ネットカフェで寝るか,ビジネスホテルに泊まるか,ここで泊まるかとなれば一番経済的で次の日に影響が少ないのがカプセルホテルで泊まるになるでしょうから.

個人的には強制的に着させられるペラペラの緑色の服が苦手であまり楽しんだ記憶はないのです…

ここの服はちゃんと考えられているようなので,京都で遅くなったら一度泊まってみようと思います.

20100330

ハンドル廻り

牧野の家のお施主さんにいろいろ教えていただいて購入した自転車.

以前にシートを変えたと書いたのですが,実はハンドル廻りもしっかり変えています.















購入当初はバーテープがチェレステグリーン,ブレーキフードが黒,ブレーキのワイヤカバーがシルバーとなっていて少し気に入らなかったので,シートと同じように白くしました.















というのはチェレステグリーンがシートやバーテープなどでも多用されていて,自転車のフレームがきれいに見えないと感じていました.

これでフレームの形状がはっきり目立つようになって,いい感じになったかなと.

あとはディレイラーの黒が気になりますが,これを替えるとなるとかなりお金もかかるので,もう少し乗ってから…

そのときは105ぐらいをつけてみたいですが…

20100329

上棟

牧野の家の上棟式を迎えることができました.

雨の日が続いたので,週末に予定されていた上棟式になんとか間に合ったという状況.
















月曜日から金物や筋交い,壁の構造用合板を設置していって,
今週末には中間検査を受ける予定です.

週末の雨までに仕舞をつけもらうようにお願いしています.

屋根の勾配が軒先の納まりのために意図的な勾配になっているので,
大工さんにはには少し手間をかけてしまっています.

一般的な3寸の勾配などであれば経験を積んだ大工さんであればほとんど考えなくても作業が進むのでしょうが,この物件はいちいち計算しなければいけないので.

引き続きお願いします!

20100326

山幹

苦楽園の鍼灸院の行き帰りに山手幹線を利用することがあります.

阪神間の人間は「山幹」と呼びますが,私が学生のころには都市計画道路として後退を重ねていた状態でやっと,夙川から芦屋あたりも開通して残すところは芦屋川のトンネルだけとなっています.















写真はトンネルの部分で,工事はほとんど終わって向こう側が見えている状態です.
路側帯も広いし自転車でもぐいぐい行けそうです.

山幹は夙川あたりから芦屋にかけては起伏が大きく自転車ではかなり体力を使うのですが,
道路がきれいなので非常に走りやすいです.

ここだけではなく,鳴尾御影線,臨港線などを自転車で走ると,芦屋市内は非常に走りやすいです.
芦屋市内はしっかり自転車専用レーンが整備されていて,交差点部分の歩道の切り下げ部分でも段差が少なくなっていて,縁石に溝が切ってあり滑りにくくもなっているんです.
さすが芦屋市さん!


西宮市さん神戸市さん,期待しています!

20100324

豊崎長屋

大阪の都心にある豊崎長屋を見せていただける機会があって行ってきました.

パラレルハウスのキッチンを作ってもらったH&Hさんが入っている長屋で存在は知っていたのですが,市大の先生方がメインで進めておられるプロジェクトです.

耐震補強をしながら,使える材料は使って魅力ある空間ができていました.
その費用についても家賃を上げることでペイできるということでした.
なにより改修前の家賃を聞いてびっくりしたのですが.


そして,建具の高さや畳の大きさが長屋内どの部屋でも同じということで住戸ごとで使いまわしが可能ということです.

そして,現在も改修が進んでいるということです.



私も神戸市の耐震診断・改修事業に関する講習を終了していますので,お近くで耐震診断などのご相談がありましたら,お気軽にこちらまでお問い合わせください.

20100323

結婚式

日曜日は研究室の後輩の結婚式に行ってきました.

披露宴は住吉大社でおごそかに行われたのですが,2次会は難波の味園

webの写真はとても明るいのですが,現実はもう少し暗くて,ザ・昭和な雰囲気.

学生の時に行ったことがあり,その時よりはトイレなんかはきれいになっていましたが,
雰囲気は当時とほぼそのまま.

床座の二次会と新郎の痛いコスプレショー…


いい結婚式でした!

20100319

サイマルラジオ

うちの事務所はラジオの電波が入らず,仕事中はipodをランダムで流すくらいしかできませんでした.

しかし,パソコンがそのままラジオ受信機となる「IP(Internet Protocol)サイマルラジオ」という技術をつかったのradikoというサイトのおかげでラジオが聞けるように.

まだ,システムが安定してないので途中で聞けなかったりするときもあるのですが,雑音がまったくないのでぜんぜん聞きやすいです.

ただ,音質はパソコンのスピーカーなのでそんなところに力を注いでいない事務所のパソコンではそれなりの音でしか聞けませんが・・・

なかなか昔のようにCDショップに視聴に行くこともできないので,やはり新しい音楽を知るにはラジオは便利.

お試しあれ.

20100318

箕面市役所

ある物件の事前協議に箕面市役所に行ってきました.

法制定以前の既存建物を残す計画なので民間検査機関ではなく箕面市に確認申請を出すことになるので.

既存建物への遡及義務が厳しく定められたので簡単に増築して利用することができず,耐震診断をして,耐震改修をする必要性がでてきたりします.

以前なら,触らないならそれに関しては触れず障らずのモラトリアムとして扱ってうまくストックを利用してきたのですが,今では杓子定規に現行法に対して,既存不適格なのか適法なのかそうでないのかをはっきりさせる必要があります.

公立学校の耐震化がそこまで進んでいない状況で,民間の建物となるとさらに難しいことかと.

設計者としては責任を問われるので合法的に何とかしたいのですが,コストや使い勝手からそう簡単には改修できない部分も出てくるでしょうし.

200年住宅などと謳いながら,とりあえずいままでのものはそうじゃないから全て壊して,新しく立て替えていってねという本末転倒な印象をどうしても拭えません…

と,愚痴はこの程度にして,箕面市役所から帰る途中に一つの建物を見てきました.
私と同い年で,お会いしたこともある人の設計された雑誌とかによく掲載されている建物で,その外壁の仕上げの下地材と表面の仕上げが気になっていたので,現地に見に行ってきました.

以前同じ下地材を使ったのですが,鏝でフラットに押さえるのが難しく,どうしても凹凸が出てしまって困ったのですが,この物件ではそのまま仕上げ塗装をしているという情報を入手したので.


これならありと.
次から使わせていただこうと思います.

写真を載せたいのですが,他の設計者さんの個人住宅なので今回は写真なしで.
代わりに近所の桜並木の写真を.















まだ,開花はしていませんが,きれいな並木が想像できます.
地理に詳しい鋭い人ならあれかと気づかれるはず…

20100317

配筋検査

牧野の家の配筋検査に行ってきました.















雨上がりだったのですが,大量の花粉を感じながらの検査で辛いものがありました…

配筋自体は特殊なことがほとんどなかったので,チェックも順調に進みました.

是正事項を最終報告してもらってから,コンクリート打ちになります.

木造はここからが早いですから.

月末にには上棟です.

20100316

スラブコンクリート

苦楽園の鍼灸院のスラブコンクリート打設が完了しています.
 
あと,立ち上がり部分のコンクリート打設したら,外壁工事に入っていきます.
そして,サッシュの取り付け,内装工事と続いていきます.















写真は週末の現場の足場の状況.

今頃は…

またお伝えします!

20100315

一年検査

羽衣の家Ⅰ羽衣の家Ⅱの一年検査に行ってきました.

建物全体外壁や内部の壁などに問題がないか.
建具で動きの悪いところはないか.
設備の調子の悪いところはないか.
等を一部屋一部屋見ていきます.

















部屋をどのように使ってもらえているかが見ることができますし,
便利なところやほんとはあってはいけないのですが不便なところも聞かせてもらえて,勉強になります…
ほんとちょっとしたことが不便だったり,ほんの少しの工夫でとても便利になっていたり.
家づくりはほんと奥深い…














周辺環境もこの一年で変わっています.
空き地に建物が建っていたり,空き地になっていたり,建て替わっていたり.

お施主さんともお話ができて,ご家族にもいろんな変化があって,いい時間が過ごせました.
 

20100310

ヴィトン

この前はバーニーズ・ニューヨークのことを書いたので,今回はそのすぐ隣のヴィトン.

以前のヴィトンからすぐお隣に引っ越しという感じですが,旧店舗は白いシートが全面に張られてしまっています.
どのように使われるのでしょうか.

で,あたらしい店舗のファサードですが,














こんな感じ.

ドットポイントのカーテンウォールの割り付けに合わせて,
16個の穴が空いていてそこが光っています.

近くで見ると














ユニットのそれぞれがモノグラムのようにな形状で立体的になっていて,照明によって光っています.

しかしその照明がどの角度から見ても光源が見えないようになってるんです.
内側も同じようになっているので,このユニット自体が光を出しているのに違いない.
中央の手裏剣みたいな部分の向こう側にLED照明が仕込んであるのでは.
そこを引っ張るときっととれるようになっているに違いない.

球が切れたからといって,そう簡単に替えられるような場所ではないし.
また雑誌とかでディテールが出るでしょうから,そのあたりを確認したい.

20100308

神戸旧居留地25番館

いま三ノ宮の新しいスポットといえば神戸旧居留地25番館でしょう.

オリエンタルホテルの跡地に建った複合施設で,オリエンタルホテルと結婚式場,ルイ・ヴィトン,バーニーズ・ニューヨークなんかが入っています.

とりあえず空間と内外装のチェックに.















バーニーズ・ニューヨークは建築家が入っていないらしく,バーニーズ自体で内装デザインをしたらしいです.
正面には3層分の彫刻が置いてあり,目をひきます.
内部は円弧状の階段が中央にあって,地下へ.
2階へは部屋外周部にこれまた円弧状の階段があってこれで上がっていきます.
1階の階高がかなり高いので,かなり階段を上がっていく印象.

木のパネルなども立体的なパネルを使っていている部分があり,斜めと斜めの取り合いが多い難しい作りになってました.

イタリアンスタッコの上に絵が描いてあったり,やはり贅沢なつくり.

天井は高さに変化を持たせようと各階でいろんな方法が試されているような感じでした.



ホテル部分のファサードは神戸市消防の厳しい基準によって,ホテルの外周部にバルコニーの設置が必要となっており,後付けキャットウォーク状の金属バルコニーが回っていて,少し残念な感じ.

神戸に建築的にいいホテルができないというのはいつもこの問題にぶち当たるからというのが,昔からの同業者では話題になるところ.


続きは後日に…

20100307

旧神戸市立生糸検査所

大学の研究室OBの研究会に参加して,その企画で旧神戸市生糸検査所に行ってきました.
神戸税関の向かいにあるポートライナーで三ノ宮から島へいく橋を渡る直前に西側によく見える建物です.

旧館と新館からなっていて,どちらも昭和初期に建設されたもので,神戸市が買い戻して,デザインクリエイティブセンターを改修してつくる計画を進めています.



 内部には写真のような生糸を巻き取って検査する機械が残されていて,またこの機械のつくりが,
とても精緻できれいでした.
今でならプラスチックで作りそうな部材が陶器でできていたり.

中でもこのハイサイドライトのある体育館のような大空間があり,とても魅力的でした.

曇りの日だったのですが,照明なしでこの明るさ.細い鉄骨部材を組み合せて作られたトラス構造の屋根.
これだけなのですが,なんか楽しい空間です.

改修して使うなら耐震改修をする必要があるのでどうするもんかと話していたら,
地下があるのだけれど,漏水しているらしく,それならいっそ,その地下を使って免震構造にして,上屋をこのままに使えばいいのではという話がでていました.

第一突堤も今年は人工ビーチになるし!
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002732504.shtml

神戸の設計事務所としてどんどんいいものを提案していかなければ!

20100304

キッチン

ファッションマートに移転してこられたKOBESTYLEさんにSIMPLEXで設計した住宅のキッチンが紹介されています.

住宅のデザインとお施主さんの使い勝手に合わせてキッチンもオーダーメイドで作ってもらっています.
キッチンが楽しければ家事もきっと楽しくなるはず!

そして,家具の面材もキッチンと全く同じものを使用することができるので,
空間の統一感がでてきます.



緑地公園の家のキッチン
こちら→




桃山台のリフォームのキッチン
こちら→


SUNCUBEのキッチン
こちら→

20100301

SUNCUBE室内

先日,SUNCUBEに空室が出るということで,お施主さんと一緒に急遽,内覧兼掃除に行ってきました.(前日の夜に話をして翌朝岡山に向け出発)

 

掃除に思った以上に時間がかかってしまい,写真をゆっくり撮ることができなかったのですが,
かなりきれいに使ってくれているようです.
腕も腰もパンパンで自分でやってみると洗い屋さんのすごさを実感できました…


 

2階の北側のルーフバルコニーの壁も材料がつるっとしたものを塗っていたので,雨だれの汚れも簡単に落とせました.
あと,猫足の浴槽と壁の間ですが,やはり部分的にカビが生えていました…
(責任を持って掃除しました!)
ただ,もう一軒の部屋には同じところに少しも発生していないので,住む人の換気の感覚の違いによるものではないのかお施主さんとも話していました.















通路側の面台にいろんなものを飾ってくれている人もいて楽しく住んでくれているんだなと,
少し嬉しくなりました.