ymskのメモ

20101213

更新

ホームページを更新しました.



牧野の家苦楽園の鍼灸院を追加しています.

かなり前に竣工していたのですけど… 

鍼灸院は営業中です!

ウォーターベッド最高です!
癒しの空間へ是非一度足を運んでみてください!

20101204

突風

箕面まで打合せに行ったときにとった写真です.


















昨日は強風で電車が止まったりしていましたが,ゴルフの打ちっぱなし練習場のネットが
強風で引きちぎれていました…

いまどきのネットは風力計がついていて,ある一定の風の強さになると自動的にワイヤーのテンションを緩めてネットを降ろすようになっているそうなのですが,突然強い風が吹きだすと緩めてもヨットの帆のように風を受けて降りてこないそうです.

想定外の雨や風は設計する側にとってもかなり重要な問題.
それらの基準は過去100年とか50年で起こったもっとも悪い条件で設定して,強度や排水量を決めているので,いままでの基準を超えてくると対応できなくなってしまいます.

さて,図面の〆切ほんとすぐそこまで来ています…
気合い入れて頑張ります!

20101028

作品展

 JIA住宅部会の作品展をアバンザ堂島で行っています.
SIMPLEXの作品も展示しています.
お時間のある方は是非のぞいてみてください.

ジュンク堂三宮店の無料相談会に
10月31日(日)13時~15時30分まで私が担当しています.
冷やかし大歓迎ですので.

詳しくは下記のとおりです.

「秋季住宅作品展/ジュンク堂無料相談会」同時開催


「堂島アバンザ 秋季住宅作品展」
■ テーマ 建築家の仕事 -創るデザイン、残すデザイン-
■ 会 期 2010年10月28日(木)~11月3日(水・祝
■ 会 場 堂島アバンザ1Fエントランスホール(大阪市北区堂島1丁目6-20)
・入場無料
・JIA所属建築家の作品パネルが35点展示されます

「ジュンク堂無料相談会」
■ 会 期 2010年10月30日()、31日()、11月3日(水・祝
■ 時 間 13:00‐18:00
■ 会 場 
1:ジュンク堂書店大阪本店内(大阪市北区堂島1丁目6-20)
2:ジュンク堂書店三宮店内(神戸市中央区三宮町1-6-18)
3:ジュンク堂書店千日前店内(大阪市中央区難波千日前12-7)
・JIA所属建築家が無料で相談に応じます

20101026

パンク

昨日,帰宅しているときに自転車のタイヤがパンクしてしまいました…
島から橋を渡ってすぐくらい

いつもちょっとした工具とチューブを自転車に載せているのですが,肝心の空気入れを携行せず…

時間は夜11時くらいだったので自転車屋さんなんてあいてるわけもなく

チューブはサイズが特殊なので置いていない店があっても,空気入れは店まで行けばなんとかなると思っていたのですが,通勤の時間に自転車屋があいていることはあまりないということをいまさら認識.

自転車を置いて行くのはいやなので,いつもなら25分くらいのところを1時間くらいかけて帰宅.
 徒労感に襲われる.

今日は朝からパンク修理して出勤.

ボンベ式の小さな空気入れを携行しよう.

20101021

羽田

いつのまにやら一か月もほったらかしにしていました…

機能はJIAの住宅部会員として例会にちゃんと出席してきました.

内容は京都大学の岸和朗さんの講演.

非常に興味深い話が聞けました.

数寄屋建築の天井材の岸さんなりの考え方や,コンポジションへのこだわりなど.


あとちょうど今日オープンの羽田の国際ターミナルの商業エリアの計画について聞けました.
聞いてみるとまた行ってみるのが楽しみです.

20100922

高円寺


東京に行った時の建築ツアーの続き

座・高円寺に行ってきました.

一面しか道路に接していないのでサービス動線とメイン動線が隣り合わせになっています.
行った時も,搬入をしていました.

なかなかの厳しい条件.

外観はこんな感じ.











さほど広いとは感じないものの天井高さや階段部分の吹き抜けで狭いとは感じませんでした.
内部はこんな感じ.















20100910

竣工写真

苦楽園の鍼灸院の竣工写真の撮影を行いました.




































朝晩は涼しいものの,まだまだ暑い中での撮影となりました.

私のカメラでこんな感じ.

出来上がりが楽しみ.

20100908

Tokyo Apartment

Tokyo Apartmentを見に行ってきました.















とても目立つので近くまで行けばすぐにわかりました.

雑誌等にも出ているお施主さんが3階部分で話をされていました.

人間の強さが感じられました…

20100907

根津美術館

友人の結婚式に出席するために上京しました.

今回は武蔵野美術大学の図書館を見に行こうと思っていたのですが,
ちょうどお休みにあたっていて予定変更.

まずは行けていなかった根津美術館.















アプローチはとてもきれいでした.



















実は斜面地に建っていて,立体的な日本庭園に地下と1階から繋がっています.

屋根の架構によって空間がシステマティックに出来ていています.
 

20100906

HG

お久しぶりフォーっ!















友人の結婚式の二次会の写真.

友人のサッカー部の後輩ということで久しぶりにHGを見ました.

彼の腰の動きは敵のフォワードにぴったり引っ付いてマークする友人の動きからできたものらしいです.
とても盛り上がっていました.















自宅で嫁さんが取ったビデオということです.

芸人さんは大変です.


この結婚式に出席するために東京に行ってきました.
ちゃんと建築も見てきたので,また写真をUPします.

20100901

写真撮影

暑い暑いと言っている間に9月になってしまいました.
小学生が大きな荷物をもって登校していく様子を見てやっと,夏も終わりかと思うはずなのですが,
今年はまだまだ夏が続きそう.

牧野の家苦楽園の鍼灸院の写真撮影を行います.

どちらも家具が入るまで待っての撮影となりました.















どちらも建物の北側に苔を使った庭があります.
この暑さですこし苔もへばり気味ですが,頑張って根付いてくれています.

あとは,天気が晴れるのを祈るのみ.

20100826

竣工

牧野の家が竣工します.















暑い中で検査を重ね,やっとここまでたどり着くことができました.

またお別れかと思うと寂しいです…

20100806

同時代性

自転車に乗るようになって電車の中で本を読むという行為がめっきり減ってしまいましたが,
最近,本を読んでいて感じだしたことがあります.

それは作者との同時代性というようなもの.
キルケゴールの言うようなキリストとの同時代性のような崇高なものではなくて,もっと低レベルな.

30も半ばになると,小説やエッセイの作者にはほぼ自分と同じ時期に生まれて,同じ文化や社会を同い年くらいのときに過ごした人が増えてくる.

青春時代にダウンタウンの番組を見て笑い,ミスチルやスピッツをカラオケで歌い,やっぱグランジやでと言いながらカート・コバーンの死を悼み,彼女の前ではオアシスなんかのUKロックを聞いてええなあと言い,今では,AKBと言われても誰一人名前が出てこない世代.

同時代性があるから文章の中で言いたいところが見えてくるし,感じることができる.
小説の中で音楽が出てきても,それを聞いていたころの自分の姿を重ねることができたりするようになる.

いま大御所といわれる人の本を読んだとしても,同時代性が欠如しているので,あくまでも,知識として知っているものや思想として接してしまい実生活に入り込んでいないので,どうしても違和感のようなものが生まれてしまう.

ビートルズは聞いたことがあるけど,武道館にまで見に行きたいと思ってはいない,学生紛争に参加するかしまいか悩んだりもしていない.

おっちゃんになってきてこその新しい楽しみが増えてきた.

20100804

調査

敷地の調査に行ってきました.

生活感のある路地と新旧の建物が混在する町並み,
そしてその周りにはにマンション林立しています.



















調査しているだけで近所のおじさんが気軽に声をかけてきてくれます.
いいものができるのが楽しみです.

20100802

足場解体

牧野の家の足場が解体されました.
















写真は解体前ですが,現場は解体済みです.
外装の検査を行ってからの解体です.

あとは内部の最終仕上げ,と外構工事です.
建具も入ってきて,部屋らしくなってきました.

今週末には完了検査が受けられるように,現場作業中です.
職人さんたちは暑いから大変ですが,頑張ってもらうしかないです.

20100727

異業種交流会

IKEA が主催する異業種交流会に行ってきました.

場所はポートアイランドのIKEAのレストランです.















いろんな業種の人が来ていて,いろんな出会いがありました.

普段まったく接点のない業種の方と話をするのはとても楽しかったです.

交流会のあと,IKEAでショッピングができるように営業時間を延長してくれていたので,
店内を回ったのですが,こんな会の後であの店舗をぐるっと回るのは結構きつい…

店が非常に広く感じられた一日でした.

20100712

京都工繊

京都工繊に行ってきました.

目的は村野藤吾の原図を見せてもらうの,新しくできた建物の見学,学生さんの設計環境と図面を見るということなど盛りだくさん.


建物は岸さんの食堂棟,木村さんの記念会館,角田さんの同窓会の会館.
食堂棟は自由に見られるので食事をしながら見学.
残りの二つは角田さんに案内していただきました.
















設計者ならではの話が聞けてとても勉強になりました.
どこでもいろいろあるもので,悩んでいるのは自分だけではないと.















しかし,とてもいい機会だったのは村野藤吾の原図を見られたこと.
一つの建物で書いている図面の数の多さに驚きました.
広島の記念聖堂の立面のスケッチはあらゆる可能性をつぶしていくような図面の量.
ものづくりへのエネルギーがそのまま残っているようでとてもいい経験になりました.

これだけの図面があるので,京都工繊で村野事務所から委託された図面のまだ6割程度しか,
整理されていないということ.
地道な作業にほんと頭が下がります.

スペイン

ワールドカップもスペインの優勝で幕を閉じました.

まだ決勝戦は見ていないのですが,いい試合だったようなので後日じっくり見たいと思います.

テレビの見すぎによる睡眠不足もこれで終わり.

寂しいようで少しほっとしてます.

20100702

健康診断

健康診断に行ってきました.

前回は未だ自転車通勤をしていない時期で,全盛時の締まりきった状態からいうと,
体重は10キロ増で,かなりのおっさん体系になっていました.

しかし,今年は違うんです.

昨年の11月ごろから自転車通勤を始めて雨には負けて電車で来ますが風には負けずに日々積み重ねた結果,体重は8キロ減,ウエストも8cm減という状態に.

ウエストを測ってくれた検査員の人は,一応前回の数値を見て,長さにあたりをつけてから測るみたいで,あまりの数値の減少に,力抜いてくださいねと言ってきたぐらい.

「おいおい,俺は余裕で力を抜いているよ!どこに力が入っているっていうんだい?」
と思わず言いたくなったくらいでした.

確かにベルトもパンツのウエストも緩い状態で一番だらしない時に作ったものは余裕がありすぎておかしいくらいです.

これからも維持できるように努めて自転車に乗っていきます!

20100701

お引き渡し

苦楽園の鍼灸院のお施主さんへのお引き渡しを行いました.

来月の開業まで時間があるのでエアコンの移設工事やカーテン選びのお手伝いなどがまだありますが.
















いつものことながら,お施主さんに無事にお渡しできてうれしいのですが,
わが子といつでも好きな時に会えなくなるようでさみしいです.















竣工写真はお引っ越し後の撮影予定です.
写真のUPまでもう少しお待ちください.

20100626

決勝トーナメント

日本が決勝トーナメントに進出しました.

家族を起こさないように一人声を殺してテレビを見ながらガッツポーズをしてました.


本田と遠藤のFKのときにはサブイボが出まくり!
いやー,うれしい!

苦楽園の鍼灸院は完了検査も無事に終わり,もうすぐ引き渡しです.

こちらはお別れが近づいてきました.

20100615

勝利

ワールドカップ,日本勝ちましたね!

ワントップで起用された本田のキープ力を他のトップの選手たちは見習わないといけませんね.
あそこでつぶされるか,ためを作れるかでチーム全体の体力の持ちが違う.

オランダ戦でどんな戦い方をするかが楽しみ.

20100614

内装

牧野の家の内外装工事が進んでいます!

吹付充填断熱+24時間全館空調を使用するので,天井裏は断熱と配管でぎっしり…

予想以上にキツキツです.

内部は部分的に仕上げ材も出てきています.
















雨の多いこの時期は内部の仕事を丁寧に進めてもらいましょう.

20100612

W杯

ついにサッカーワールドカップが開幕です.

4年に一度の寝不足の一か月が始まります…
今大会のTV放映が少ないようで,スカパーでなければ全試合が見られないみたいです.
この盛り上がってない世相を反映しています.

録画して,早送り再生で時短観戦をして,なんとか時間を作っていきます.

20100609

ipad

ipadを触らせてもらいました.
















結構重たいのでもちながら使うというのはきつそうですが,
机や膝に置いて使うなら全然問題ないですね.

ちょっと調べるとか,誰かに見せるといった行為には便利ですね.

入力は慣れたら問題ないのでしょうが,やはりキーボードのようにはいきません.

思った以上に画面がきれいなので,すごく見やすいです.
ただ,一通り触らせてもらった後の手油の跡はすごいです.
まあ,フィルムを張ると言った対策があるでしょうから.

20100603

足場解体

苦楽園の鍼灸院の足場の解体が終わりました!

ばたばたしてて,いい写真が撮れなかったのですが,外観はこんな感じ.



















天気がよかったので空とのコントラストがきれいです.

引き渡しまであと少し.

お施主さんとの最後の定例も終わって,内装仕上げと外構工事を進めていくだけです!

20100531

長居の魚屋

長居の魚屋が完成しました.


明日6月1日に大阪・長居の商店街にある山源ヨシダがリニューアルオープンです.
商店街を歩いていただければ場所はすぐわかると思います.
スーパーとは違う旬のおいしい魚をが手に入りますよ.















奥の調理場が店から見えるようになっているので,大将の華麗な包丁さばきもよく見えます!
















この暖簾が目印です.

20100527

外装検査

苦楽園の鍼灸院の外装検査に行ってきました.

その前にお施主さんと治療所部分のレイアウトの最終調整.
間仕切りも出来上がってきてお施主さんがイメージをしやすくなっていますし.



そして,足場をばらしたら届かなくなるところをくまなくチェック.

部分的には足場板ではなく単管で足場になっている部分があって,ここが難所.
ご近所に迷惑をかけないように防音シートが張ってあり,かなりの閉塞感.

高いところはそれほど苦ではないのですが,狭いところはだめなんです.
何かあったら逃げられなくなるのではと不安になります.

しかし,そこを気合いで乗り切って,しっかりチェック.
清掃などの指摘事項をあげて,無事チェック終了.

手直しも最近の降ったりやんだりの不安定な天気で少し遅れそう.
足場の解体は来週にお預けになりそうです.

外観写真は来週には公開できると思います.

20100524

店舗改修

魚屋さんの改修の現場に行ってきました.

現場もかなり進んでこんな感じに.















新設の壁はトロ箱 をランダムなように見えて,一定の規則で張っていってます.

既存のタイルには塗装をして,イメージを一新.
コストを抑えながらも,おしゃれな魚屋に変身していってます.

あとは蛍光灯を隠したり,細かい装飾を入れていって,雰囲気を出していきます.

お施主さんも魚につけるポップを今までとはイメージを替えたものを作ってくださってます.

そして,商店街の前を通るお客さんがお施主さんとの会話でお店が再開されるのを楽しみにしていてくれてはることがわかるとこちらも頑張らなくてはとなってきます!

20100521

壁下地

苦楽園の鍼灸院の現場は,外装は最後の追い込みに.

来週には足場は解体予定!
雨が心配ですが,外壁のチェックを行ってからの解体となります.
足場をばらしてからでは手直しがもしあった場合にやりにくくなりますので,事前にチェックをしておきます.

この季節の青い空に映える外観がみえるようになるとおもうとワクワクです.
お楽しみに!















内部は軽天下地を進めています.
いい感じでスリットから光が入ってきます.

20100520

断熱

牧野の家の断熱工事の様子.















この住宅では充填断熱を採用していて,厚さも次世代省エネ基準に近い厚さまで吹いてあります.
硬質ウレタンとは違って,触ると手形が残るような柔らかい材料です.
(既にいくつか手形がついていました.)

全館空調も採用していますので,かなり穏やかな温熱環境が出来上がる予定.
夏に引き渡しなので,その時によくわかるはず.

竣工が楽しみです!

20100519

改修

いま魚屋さんの改修の仕事をしています.

ローコストでどこまでできるかが勝負.
いままでの魚屋さんとは少し違うイメージになるはず.















壁に張ってあるのはお施主さんが魚市場で調達してきたトロ箱を解体したもの.
張り方,バランスを現地でどのようにするかを確認しながらの施工.
スピードが住宅などの建築とはまったく違います.

いい感じになりそう.完成したら写真をUPします.

お楽しみに!

20100514

外装工事

苦楽園の鍼灸院の現場.















内装工事も進んできて,メインのファサードにあるサッシュの取り付けも完了.
写真は内部から見たところ.足場があるのでわかりにくいですが,ガラスを全部養生してあります.

使用する材料もほぼ決まってあとは竣工まで作業を着々と進めるだけ!















外部もALCの吹付は終わって,デラクリートの下地作業中.
来週にでも足場は解体.

ついに姿を現すときがきます.
お楽しみに!

20100507

多摩美図書館

さて,KAIT工房に続いて,さらに北上して多摩美の図書館へ!


雨の中の外観.


道路から見上げるとこんな感じ.

ここも内部の写真撮影は禁止.
受付に行って,ゲストパスをもらって内部を見学.



これは入ってみなければわからない感覚なんでしょう.
1階の床は敷地の勾配にあわせて斜めになっていて,天井の高さが傾斜にあわせて変わっていきます.
そして,アーチ状の壁で見え隠れする空間.

こんな空間もあるんだなと.

昼寝をしている学生さんがたくさんいるのも納得.

20100506

KAIT工房

神奈川工科大学のKAIT工房へ

雨が本降りになってきました.



で,横須賀から運転してきてやっと到着.


キャンパスのほぼ真ん中にガラスの箱が見えてきます.



雨がガラスを伝って流れて,側溝もないのでアスファルトをそのまま流れていってます.
結構豪快な感じ!



雨が降ってるので中に入りたいと思ってもどこから入ったらいいかわからずぐるりと一周.



内部に入るとスチールの角材の柱の空間が広がります.
順路みたいなものが床に張ってあって,それに従って受付で記名をして,内部を見学.

人に聞いていたような,違和感みないたものはそれほどありません.
天井が高く,雨の日だったためか内部の光も落ち着いていてられます.



ただ,部屋の反対側まで行こうとおもったら,ルートを考えながら行かなければいけないので,
考え事をしながらふらふらといったことはしないほうがようような.
移動するときはその場その場で適宜判断しながらいけないでしょうね.

でも,照明のスイッチみたいに使い始めは壁を見ながらスイッチを押しているのが,慣れてくると壁を見ないでスイッチを入り切りできるようなもので,この柱も感覚で位置を覚えてくるのかも…

20100430

横須賀


お上りしたついでに,1日かけて神奈川の建築をいくつかみてきました.

まずは横須賀美術館.

生憎の曇り空,そのうえ気温もかなり低い…



オープン前に着いたのでまずは周りをぐるぐると.
散歩コースのようになっていて,敷地内はウォーキングをする人や犬の散歩をする人なんかが歩いてました.


これがガラスのダブルスキンかと見ながら.

当然,屋根もガラス張り!
微妙な水勾配が付いています.
上にある歩行用のデッキはガラスの四角のジョイント部分から柱が立ち上がっていてその上に床が組んであります.




近くか見るとこんな感じで,天井裏にはたくさんの設備や構造材が入っています.




アプローチ部分の庇.
一番手前にレストランがあって意外とメインの入口がどこだかすぐにはわかりませんでした.



内部は限定されたエリアで撮影可能でした.



エントランスの見返し.
天気が良ければ青い海と空が見えてたはず.

展示スペースは3層吹き抜け抜けの常設展示と1層分の規格室があり,3層吹き抜けのところは局面の天井と丸い開口からの太陽光で穏やかな明るさとなっていて,美術館特有の緊張感のようなものが少なくて,とてもいい空間でした.



ディテールもやはりしっかり考えられていて,防火区画もシャッターを一切使わずに,大型の開き戸が壁に隠されていてそれがどーんとしまってくるようになっています.

シャッターレールがないので戸当たりのアングルと壁と同面に納められた扉とのスリット状の切れ目しか見えません.

それに,外周部分は局面の天井となっているので,そこで区画が発生しないようになっています.
これは,プランと防火戸との位置を見ていかなければなかなか解釈が理解できそうになかたです.
たぶん防火避難の検証をして,実証しているのでしょう.

扉は煙感連動でしょうから,しまっている姿が見られませんが,もし閉じるとなったら,すごい光景がみられるはずです.

かなり遠かったですが,ごはん食べたり,海に行ったりすれば一日十分過ごせそうです.


曇りはここまでで,このあとは雨に降られながらの見学になりました…

つづく

20100429

カテドラル(正)

前回,東京カテドラルのとこまで書こうと思ってタイトルをつけたものの,そこまで書かずに終わってしまってました.

前回の東大に続いて,同じ文京区にある東京カテドラルに行ってきました.



椿山荘の向かいにある丹下さんの作品.

敷地に入るといきなりどーんと現れます.

かなり巨大です.
















十字型のプランにHPシェルの大屋根がかかっているのですが,
ここまで力強いとは.

 
内部は写真撮影禁止なので写真はありませんが,
トップライトと正面にあるの祭壇の後部からステンドグラスを通して入ってくる光で,
照度の差がありながらも落ち着いた空間ができています.

信心深くない私にとってはヨーロッパの寺院を訪れても自分にはあまり関係なくて,ただゴシックの寺院建築としてといった感じで見ていたのですが,東京カテドラルは宗教とかは別として神様って本当にいるのかもと思わせられる空間でした.

建築の力ってすごいと改めて感じました.

あと祭壇は敷地内の案内図では真東を向いていました.
これは朝日がステンドグラスを燦燦と照らして,その光の中で礼拝をするんだろうと思ったのですが,googleの航空写真で見ると少し南に振ってあるようなんです.
これは午前中のある時間に設定して,ステンドグラスに光が入るようにしたのでは.
勉強不足でこれまでの言説にあるかもしれませんし,なくてもきっと誰かがこのようなことは研究しているに違いないのでまた探してみます.


あとはこの形状なので,ダン・ブラウンの小説が日本版であれば,きっとつかわれるだろうとS先生と話してました.

googleMAPで東京カテドラルを検索されてみてはいかが?

20100428

カテドラル

お上りしてきました.

用事を済ませ,その帰りに近くにある東大についに入りました.
(港の灯台のようでべたですみません.)

東大の福武ホール.








 

赤門のすぐ隣にある安藤さんの設計で,深いサンクンガーデンが印象的















リン酸処理された亜鉛メッキスチールサッシュや手摺で兵庫県立美術館とよく似た印象のカーテンウォールになっています.

そして,東大と言えば安田講堂.















みんな前庭でのんびりくつろいでました.

そして,こっそり建築学科も見学.

製図室を取り囲むように教授室があり,著名な先生の部屋の前をただ通過してきました.

いつも母校と比較して,平地にあるキャンパスというのはいいなあと憧れます.
山に囲まれているのと緑に囲まれているのでは違うなあと.

まあ,イノシシを身近でみられることや,雪が降って山に登れないなんていうことがあってたのしかったですが.