ymskのメモ

20130319

上棟式

苦楽園の家Ⅱも無事にコンクリートが打設できましたので,お施主さんのはからいで上棟式に参加してきました.


快晴の空のもと,現場監督さんによる槌打がみることができました.
(実際に行っている写真は撮り忘れたので,準備段階の写真です.)

これからまた,気合いを入れ直して,現場監理を行っていきます!



そして,屋根葺きの様子がこちら.

板金屋さんが怪しげな道具を持ってパンパンと屋根材をたたいています.
私も始めてみる道具だったので聞いてみると,お手製の木槌らしい.

養生テープに隠れていて分かりにくいですが,木槌にゴムを張ってあります.

ゴムのハンマーでもいいのですが,屋根材を傷つけないようにと手ごたえを確かめやすいからということで,お手製木槌で作業しているとこのと.

こんな気遣いがありがたいじゃないですか!
ありがとうございます.


私たちの設計・監理の仕事も,ちょっとした気遣いに心がけて毎日楽しく取り組んでいます!

そのおかげか,かつてお仕事を一緒にさせていただいた方からお電話をいただき,

「また,一緒に仕事をお願いできませんか?シンプレックスさんに任せたら安心だから!」

と言っていただきました.

なんて,うれしいお言葉!喜んで取り組ませていただきますとも!

うれしい気持ちにさせてもらって,お仕事もいただけるなんて,

日頃,お客さまに喜んでいただこうと,真面目に仕事に取り組んで,ちょっとした気遣いを心がけている成果が早速現れました!


これからもSIMPLEXは,お客さまに喜んでいただくために真面目にこつこつと取り組んでいきます!



20130308

コンクリートの圧縮試験結果

先日コンクリートを打設した,苦楽園の家Ⅱのコンクリートの圧縮強度試験の速報がでてきました.

出てほしい強度(呼び強度)が30N/mm2に対して,試験結果は37.2と3週間の段階で良い数値出ました.




でもこれは前回のブログにも登場した供試体の養生方法で15℃の現場水中養生という理想的な養生方法での強度で,実際のコンクリートは施工中にも打設したあとも,夏は太陽に焼かれ急速に表面が乾燥したり,冬は寒風にさらされ,気温が低く化学反応がなかなか進まず,表面は早めに乾燥してしまうと不利側の条件となっています.

でもご安心を .

ちゃんと,不利になるという前提で,呼び強度に安全率がかけてあり,構造計算上必要な数値よりも上乗せした強度がでるコンクリートを打設してあります.

実際,ちゃんと施工すれば試験をすると最低限必要な強度より大きな強度が出てきます.

このようにRC造の建物は安全方向にできるようになっているので,どこかで間違った解釈で,RCは地震に強いとなってしまったのでしょうね.(当然強い建物になっているのですが)

鉄骨造も木造も構造計算をすればどちらも地震に対して強い建物ができるのですが,安全率をみているのは設計段階だけで,このような施工段階でさらに安全率を上乗せするように決められているのはコンクリート造だけというのもありますが.


そして,いまの状況はこんな感じ.

呼び強度が出ているので,支保工と呼ばれる鋼管でコンクリートを支える必要は一般的にはないのですが,シンプレックスでは28日間ほぼ1ヶ月は支保工を外さないように現場にお願いをしています.

これも,現場での施工誤差の安全を見て,しっかり強度が出て固まった状態に持っていき,
よいものをお施主さんにお渡しできるようにと思って,施工会社に無理を言ってお願いをしています.
(施工会社さんからすれば,できるだけ早く外して,サッシュ工事や内装工事に取り掛かって,工期を短縮したいと思っておられますから.)


まだまだSIMPLEXの現場チェックは続きます!

お施主さんに良い建物を工務店から受け取っていただくために!

20130226

コンクリート試験

苦楽園の家Ⅱはコンクリート打設は完了し,小屋組もほぼ出来上がった状態.

そのコンクリートって,大丈夫なのと思われているところがあるかもしません.

基本的にはセメントと粗骨材(砂利)と細骨材(砂)と水を混ぜ合わせて化学反応で固まることを利用しています.

その際に,どんな強さのコンクリートを現場に打設するかは,まず配合報告書というものをコンクリートプラントに作成してもらいます.

で,構造設計で決めた基準を満たしているかをチェックしていきます.



強さ,水の量,水とセメントの比率などなど,すべてチェックしていきます.

コンクリートを打つ時期によっても予定通り強度が出にくいことや,施工誤差というものがあるので,そのあたりで安全を見たりもしているんです.

書面でちゃんと条件を満たしていることができてはじめて,コンクリートを打設することができます.


打設の当日には,配合計画の通り運ばれてきたコンクリートを現場で,上の写真のような試験をしていきます.

右からスランプ(コンクリートの流動性),塩分量(海砂の塩分が残っていないか),温度,空気量です.
当日,材料を混ぜてからでしか確認できないものをここでチェックします.

それぞれ基準の範囲内に収まっているかをチェックしてからの打設になります.

そして,左に円柱上の入れ物にコンクリートが入れてあるものが供試体といって,後日ちゃんとコンクリートの強度が出ているか確認するためのテストをするためのものです.
その結果はまた後日に.

こんな風に,計算されたものをきちんと実施できているか,ちゃんと確認しながら,RCの建物は造られていきます.

工務店さんの施工に対してきちんと,図面の通りできているかチェックするのも現場の監理者である私たちの大事な仕事なのです.

SIMPLEXでは今日も現場できちんと図面通りできているチェックをしています!



20130220

あっという間

年始に書いてから,あっという間に2月も後半に.

ブログの更新がないと直接クレームのお電話もいただき,うれしい?限りです.

いや,待っていてくださるんだから,ほんとうれしいです!!


おかげさまでSIMPLEXではたくさんのプロジェクトが進行中.

まだまだ,公にできない相談のお話から,実施設計まで,大忙しで,楽しく仕事をさせてもらっています.

頑張って,良いものをつくっていきます!


そのためにも,誰か力を貸してください!

現在スタッフ募集中です.

条件は,クライアントによろこんでもらうために仕事ができる素直な人!

是非是非ご応募ください.

詳しくは こちらから!


で,近況報告を一つ.

苦楽園の家Ⅱは実はRC部分は打設完了.

現在,養生,小屋組のための準備中です.


現場の確認に行ったときに仕入れた最近の型枠事情をご紹介.

型枠工事はコンパネと言われるベニヤ板を加工して,木の枠を作って,その中にコンクリートを流し込むための枠なのですが,当然,ベニヤ板なのでまわりを覆ってしまえば,中は真っ暗になります.

でも,いまではFRP(ボートや浴槽,カーポートの屋根などにもつかうもの)板を床の型枠に使って,作業中の明るさか確保されるようにされているんです!

 こんな感じで.(上に明るくなって穴があいているように見える部分にFRP板がはめてあります.)

いやー明るい!



現場の状況確認も楽々です.


上から見ると黄色いのがコンパネ,白い部分がFRPです.


真っ暗な中で型枠の締め固め作業などをしなければいけけないので,投光器で照らして明るくしていたのですが,そのときに型枠を支えるサポートと呼ばれるこの鉄の棒を作業中にぶつけて壊れてしまい,すぐダメにしてしまったりしていたのですが,コンクリート打設までは,その心配はなくなりますね.

コンクリートを打ってしまえば当然真っ暗になってしまいますが,とってもエコでいいアイデア.

鉄筋コンクリート(RC)の住宅を得意とする設計事務所としてはこのあたりの情報を仕入れながら,ますます,現場監理に磨きをかけて行って,クライアントに安心して住宅を引き渡せるように精進してまいります!




20130110

年末年始

新年も明けてだいぶたってしましましたが,本年もよろしくお願いします.

年末年始は,SIMPLEXの仕事は実施図面〆切,お客様との怒涛の打ち合わせ,福岡への日帰りイカツアー,プレゼンの準備,打合せ用図面作成に追われどたばたで過ぎて行ってしまいました.

プライベートも2人目の子供が産まれたりで,充実していて,のんびりという時間がほとんどないうれしい状態.

年始も既にトップスピード! えべっさんに行ってすこしほっとした感じです.

みなさんのおかげでほんと,忙しくてうれしい限りです!感謝感謝!


苦楽園の家Ⅱの現場も既に本格始動.



足場も立ち上ってきて,とっても建設現場らしくなってきました.

細かい部分も徐々に作業が進んで行ってます.

そこで現れたのが,下の写真のイカ焼き用の鉄板(笑)ではなく,はねだし階段用のプレートとアンカー.





 この鉄板に階段を溶接して,壁からニョキニョキと板が生えてきているように見せます.


型枠への固定方法を再調整して,コンクリートの中に打ち込みます.


こんなことができるのが鉄筋コンクリート造の醍醐味!

そして,出来上がりを想定して,コンクリートを打つことが私たちSIMPLEXの腕の見せ所.


異なる素材を納まりを考えて,シンプルに組み合わせることで上質な空間ができあがります!



お客様に良いものがお渡しできるよう,今年もぐいぐい走っていきます!




20121220

配筋検査

先週の図面チェックにつづいて,苦楽園の家Ⅱの現場チェック.

基礎の配筋検査です.




図面通りに施工されているかをチェックしていきます.

梁のサイズから鉄筋の本数,鉄筋の配置,間隔,向きと細かく見ていきます.


ゼネコンで働いていたときに現場監督も経験しているので,その時の経験が役に立ちます.

自分で書いた施工図に対して,現場で職人さんが実際に作っていってくれる.
(そして,たまに自分でやらされたりしてました…)


その時に何が問題になってくるかも今ではだいたい想像がつきます.


そして,鉄筋屋さんと大工さんに仕事をたくさん教えてもらい,鉄筋を組む時に美しさを求めるということまで覚えてしまいしました.

決まり通りにやると必ずきれいになるんです!
逆におかしなところはきれいじゃないんです…

最初は何でそんなことまでしなくてはいけないのと思っていた職人さんも,どうせ直させられるなら最初からやっといてくれるようになるんです!

そのためには検査のたびに同じことを何度も何度も言い続ける必要があります.

SIMPLEXではそれをどんなに寒くても,暑くても現場でやります!

見えなくなってしまうところもきれいに作るために.

上棟したときに,職人さんたちに「きれいないい仕事をしてくれてありがとう」と感謝をするために.


そして,お客さんに安心して建てた家に住んでいただくために.


まだまだ,検査の日々は続きます!


20121213

現場とのやりとり

あっというまに12月も中盤.

年末の2件の提案に向けて,どたばたさせていただいてます.

そんな状況にありながらも,お世話になっている方々からの忘年会のご招待があれば,
喜んで参加させていただいております.

今週は晩御飯をほとんど家で食べていない状態.

亭主元気でなんとかがいいといいますから,子育てを頑張ってくれている嫁も少し楽できて喜んでくれていると信じています.



苦楽園の家Ⅱはもう地階のコンクリート打設済みです.

施工図のチェックや現場での弊社の厳しい配筋検査を乗り越えて,なんとかこの状態に.

不思議な高さの型枠と差筋.

これがこの建物の勝負どころのひとつです.

バルコニーなのですが,いつもとは少し違う考え方で創っています.

詳しいことは出来上がってからのお楽しみです.


厳しい図面と,現場のチェックをさせてもらうのですが,いつも思うのが現場監督さんが慣れてきた頃に躯体が打ちあがってしまうということ.

最下層をやるときにはお互いに手探りで相手の図面と型枠と配筋を見て行き,打設する頃にはお互いの意見がぶつかったりすることもあります.

図面は真っ赤.



それでも,その教訓を生かして,次の階のときには少し改善されていて,少しスムースに流れるようになり,

図面も赤が少し減ります.


次くらいには,それほど大きな訂正は必要なくなってきて,

次は何もしなくてもいいくらいだろうと思っていたら,住宅の場合はコンクリート工事が終わって,
仕上げ工事に入っていきます.

でも,このやりとりがあってこそ,みんなで作っているという意識が現場に生まれてくると思っています.

ほんと,こんな厳しい事務所に付き合ってくれる工務店さんに感謝感謝です.


それがお施主さんにいいものをお渡しできることにつながる信じて働いてます.

今日も,図面チェック,来週は現場チェックに走ります!